Chi-Ri II のバックアップ(No.4)
(『丸』2011年10月号,Wikipedia) 概要
実は完成時に(諸々の理由で)その存在意義が微妙になっていた五式中戦車チリであったが、一方で四式中戦車チトの400馬力空冷ディーゼルエンジンに過給器を装着することで、 エンジンの変更に伴って機関区画は短縮され、転輪はチリから一つ減って七個となった。転輪・駆動輪・誘導輪はチリのものが使われた。
砲塔側面・後面・上面の装甲厚はチリⅡ型は記録なし。 この比較を見てわかるとおり、チリⅡ型はチリより若干小型であり、五式チリ車を四式チト車生産型化した様な車両である。 そしてこのチリⅡ型が基になって、チリⅡ型固定戦闘室Ⅰ・Ⅱやホリ車が開発されていくはずだったのである。 |