日本語表記:九七式中戦車チハインパール改造型(仮称)
画像はしばしお待ちを。
スペック
(Wikipedia等から) ※重量については計算で求めている。
戦車第十四連隊の九七式中戦車がインパール作戦時に改造を施された車両。3両が改造され、各中隊の第一小隊長車に配備された。 当初は、車体前面にM3軽戦車のエンジン防護用の装甲板を直接溶接する案を軍司令部に提出したが「陛下より賜った兵器を勝手に改造するとは何事か!」 といういらない発想により軍司令部に却下された。 そこで、厚さ約25mmの鉄板を約15㎝の鉄材6本で前面につける第二案を提出し、採用された。 実践における成果は、近距離で遭遇した五十七mm対戦車砲の砲弾を非貫通に抑えることができた。 また、第二案を採用したことにより成形炸薬弾(旧日本ではタ弾)にも有効な改造になった。 しかし、第二案を採用したことにより、操縦手の前方視界がやや不良になり、改造を施したために前方に重心が移動し操縦に支障をきたした。 そのため、移動中は取り外し、車体後部に搭載し、戦闘準備段階で取り付けたらしい。