試製対空戦車タセ
スペック
(Wikipedia)
タセとは、太平洋戦争中、日本陸軍が試作した、対空戦車である。 当たり前だが、第二次世界大戦中、対空戦車は制空権を奪われた側が積極的に投入する傾向があり、対戦の前半はイギリス、後半はドイツ等が多く作った。 しかし日本は、試作時の性能もあるが、国力の問題や、兵器生産を特攻兵器に傾けたため、日本の対空戦車はすべて試作で終わっている。 車体は九八式ケニで、オープントップ砲塔に試製ホキ砲Ⅱ型を搭載している。
この車両をLTに置いたのには ・火力、機動力が申し分なかったこと ・オープントップながら、砲塔があること 等が理由である。 搭載している機関砲は、1cの中間砲で、ドイツの対空機関砲の2 cm Flak 38とほぼ同じである。 又この車両の特徴は、仰角が、85°と、かなりあることである。 一方的に殴れるシチュエーションを作れれば、それなりに強いであろう。