日本語表記:61式戦車第二次試作車第一案
スペック
(戦車研究室/Wikipedia)
STA-3とSTA-4はともに61式戦車の第二次試作車であるが、第一次試作車との違いは砲口のマズルブレーキが変更されたこと、エンジン出力の増強、携行機関銃弾の増加、制限重量までの余裕を防御装甲に充てる、半自動装填装置の採用、などが行われた。 STA-3とSTA-4の違いは何かというと、STA-3には防盾付砲塔機関銃がついており、STA-4には米軍M48のような密閉型砲塔が装備されたことである。 STA-3の半自動装填装置(装填補助装置)は、「弾倉内の主砲弾薬をモーター動力で回転させながら砲尾の近くまで送り出すもので、装填手の負担を軽減して迅速に射撃を行えるように設置が検討されたものである」(戦車研究室。半自動送弾装置と呼称されている。) 最終的にSTA-4を改良したものが61式戦車となった。