Chi-Se のバックアップ(No.2)

日本語表記:チセ車
文献の情報のため写真なし。
スペック

車体おそらく新規
車体装甲厚(mm)
重量(t)
エンジン①
馬力(hp)
出力重量比
武装①105mm級火砲
砲口初速(m/s)
類似火砲

(月刊丸2011年10月号)

概要 Edit

日本陸軍はチリ車のあとにも新戦車としてチセ車を計画していた。
これは、チリⅡ型程度の車体の旋回砲塔に105mm級の火砲を搭載し、新たな懸架装置の開発も行われる予定だった。
しかしこれは、技術者の設計能力・開発研究環境の維持のために企画された可能性が高い。
つまり、実現性の低い計画であり、積極的な新規技術の研究というテーマ設定は、かつてのチリ第二案の復活案とみることもできた。


WOTでは、さすがに当時の日本の工業力と開発部の証言から鑑みると、105ミリ火砲を旋回砲塔に搭載したところで、砲塔旋回速度は遅い、車両の速度も遅い...という風なことが考えられるため、全周型の駆逐戦車にしました。


この妄想ツリーでは、実はチセがティア8に入る前に「新自走砲車台(チリ車改造新自走砲)」がティア8に入っていました。
これは、「「カト砲」系には、製造途上の砲とは別に、高威力の「カト砲」を後から開発しようとする”計画”は正式にあった」(『帝国陸軍 戦車と砲戦車』)
という記述と、「(試製10cm対戦車自走砲は)四式中戦車の発展させた自走対戦車砲で、昭和20年に車体を改造し、砲もカト砲よりさらに強力で速射性に優れる105㎜のものを新規に造ろうとしていた。」(『帝国陸海軍の戦闘用車両』)、「新自走砲車台」(C15010409100)という記述を組み合わせたものです。
Dk97EYA.jpg
『帝国海軍の戦闘車両』より、試製10cm対戦車自走砲。(この書籍では、カト車は「10cm自走加濃砲」となっている。)
ちなみに、『帝国陸軍 戦車と砲戦車』によると、「カト車」の次に新たな対戦車車両を計画していた事実はない。今はこれが主流ですね。


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