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Tank Destroyer Ku-Se のバックアップ(No.4)
日本語表記:駆逐戦車(甲)・(乙) クセ 概要
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| 車体 | 試製五式軽戦車ケホ |
| 車体装甲厚(mm) | 20 |
| 重量(t) | 8.5 |
| エンジン | 過給器付空冷直列6気筒ディーゼルエンジン |
| 馬力(hp) | 150 |
| 出力重量比 | 17.65 |
| 武装① | 九九式七糎半戦車砲Ⅱ型 |
| 砲口初速①(m/s) | 453(HE),443(AP) |
| 武装② | 試製五十七粍戦車砲 |
| 砲口初速②(m/s) | 810 |
| 類似火砲 | 九九式七糎半戦車砲(ホイ)/ケホ砲 |
(『機甲入門』、Wikipedia)
クセ(甲)は、ケホの車体から砲塔を取り外し、九九式七糎半戦車砲Ⅱ型を固定戦闘室に備えた自走砲(駆逐戦車)である。昭和19年に一両が試作された。最高時速は48㎞/h
主砲の九九式七糎半戦車砲Ⅱ型は、ホイの主砲「九九式七糎半戦車砲」に左右各15度の方向射界を付与したもので、重量は60㎏増加し、約603㎏となっている。
使用弾種は、徹甲弾、榴弾、穿孔榴弾(HEAT)
当妄想ツリーではTier3駆逐戦車とした。
(『日本の戦車 パーフェクトガイド』、Wikipedia、)
写真求む
スペック
| 車体 | 試製五式軽戦車ケホ |
| 車体装甲厚(mm) | 20 |
| 重量(t) | 8.5 |
| エンジン | 過給器付空冷直列6気筒ディーゼルエンジン |
| 馬力(hp) | 150 |
| 出力重量比 | 17.65 |
| 武装① | 九一式十糎榴弾砲 |
| 砲口初速①(m/s) | 454 |
| 武装② | 噴進爆雷 |
| 砲口初速②(m/s) | ? |
| 類似火砲 | ホニⅡ砲/二〇糎噴進砲か? |
(『機甲入門』、Wikipedia、アジ歴C14011075200)
クセ(甲)の七五粍榴弾砲の代わりに噴進砲(ロケット砲)を搭載したもの。ただ噴進"砲"ではなく噴進"爆雷"と表現しているあたり、正直砲身を備えているのかどうかすらも怪しい。
第三陸軍技術研究所の研究計画(C14011075100)によると、噴進爆雷(近15)は有効射程300mで"200mmの鋼板に威力あるもの"とのことなので、字面通りに受け取って200mm程度の貫通力があったと見られる。当然弾頭は形成炸薬弾、当時流に言うなら「タ」弾だろう。
またタ弾の口径と貫通力の関係からして、200mmの貫通力を見込むにはおおよそ175mm程度の弾頭径が必要*2なので、既存の噴進砲で言うなら四式二〇糎噴進砲が適格だろう。曲射用の本砲を直射に利用した場合、300mという極端に短い有効射程も致し方ないと思われる。
初期砲として設定している10榴に特にこれと言った意味はない。勿論10榴が搭載されていたという記録もない。
ただ、初期砲を七五粍榴弾砲にしてしまうとクセ(甲)と完全に被ってしまうし、何よりTier8ではどうしようもないという事情がある。まあ10榴でもどうしようもない訳だが。十五糎級の噴進砲を搭載するというのも一案だろう。
現在Wargamingはロケット砲や無反動砲を搭載する車両をWoTには登場させていないが、SS-1、60式自走無反動砲といった戦後自衛隊の無反動砲搭載車両と、旧日本軍の駆逐戦車群を結ぶ架け橋的存在として、本車はこれ以上無いほど適任であろう。