日本語表記:チリⅡ 固定戦闘室型
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スペック
(Wikipedia、丸2011年10月号)
車体部の副砲や半自動装填装置に問題を抱えていたチリの生産性を高めるため、チリⅡが検討され、更にそれを固定戦闘室化して省力化を図った駆逐戦車。 砲性能はチト砲そのままなので特に言うことはない。砲の大口径化や低車高化を図らなかったのは、本車のコンセプトが生産性の向上だから、当然ちゃぁ当然。 新たに設計される戦闘室は、傾斜による避弾経始と見かけ上の装甲厚の向上を意図した形状。車体前面は、跳弾防止の段差がついている開口部から砲身が突出している。これらは、ドイツ軍戦車に見られた特徴だが、一方ドイツ軍戦車で広く装備された、ザウコフ防盾は採用されていない。 戦闘室後部がエンジンルームに被らないあたりで垂直に切れ落ちている①と、エンジンルームを覆いながら戦闘室が車体後端までスロープ状に伸びている②がある。性能自体は変わらないので両方とも同じ記事にリダイレクトしているが、車体形状が違うのでツリー上は別車両扱いしている。ツリー上では①をA、②をBとしている。
個人的には②の戦闘室形状はナメクジみたいだと思う。