日本語表記:直協戦車/新中戦車乙
計画止まりのため画像はない
スペック
(アジ歴のC14011078700 昭和18年度陸軍兵器行政本部研究計画より)
新中戦車乙とはチリ車の元々の計画案である。当初は57粍戦車砲を車体に固定した低姿勢のものを予定していたが、戦車の急激な進化により陳腐化、改めて現在のチリの仕様に変更された。この新中戦車乙の車体を利用し、短砲身75mm砲あるいは10センチ砲を搭載する計画が、直協戦車である。 新中戦車乙は新中戦車甲(チトの素案、57mm砲装備)を数で補う、いわばハイローミックスのローを担う車両であったと想像され、新中戦車甲(チト)とともに対戦車戦闘することを主眼においていたと見られる。一方の直協戦車は、それまでの日本戦車の中心的役割であった歩兵支援を担う、突撃砲的役割を期待されていたと考えられる。 この妄想ツリーでは車体が同じであることから、新中戦車乙と直協戦車を同一車種として扱うことにした。